今回は母の入院について。
11日の早朝、母はベッドから全く立ち上がれなくなりました。
ベッドの上で座ることはできるのですが、
腰を浮かすことすらできません。
腰と足の大腿骨が痛いと言います。
前日までは、
家の中では歩行器を使って、
屋外では杖をついて歩いていたのに、
どうしてこうなったのか途方に暮れました。
転倒したとか、何かに体をぶつけたとか、
そんなことはありませんでした。
その日父は、
私の弟に付き添われてかかりつけの総合病院の診察を受けていました。
その病院は母のかかりつけの病院でもあったので、
その病院で医師に相談したら、
院内のソーシャルワーカーさんに連絡をしてくださいました。
ソーシャルワーカーさんからは、
まずは受診をするように言われました。
立ち上がることができず、連れて行くことができないのでどうしようと相談すると、
救急車で病院まで来るようにアドバイスされました。
病院の救急で受け入れてもらえるように手続きもして下さいました。
救急車を呼ぶ時は緊張しました。
慌てると救急は119番という当たり前のことがわからなくなります。
以前からそんなことは聞いていたのですが、自分もそうなるなんて。。
事故や突然の大病の症状でもないのに、
気持ちが混乱して訳が分からなくなってしまいます。
冷静に冷静にと自分に言い聞かせて、
ソーシャルワーカーさんから教わった手順で救急要請をして、
来てくださった救急車の隊員の方に現状を説明をしました。
来てくださった救急車の隊員の方に現状を説明をしました。
救急隊員3名の方で、母をシートにくるんで乗せ救急車まで運び、
救急車で病院まで搬送してくださいました。
救急車で病院まで搬送してくださいました。
心からお礼を言いたいです。
病院に着いてから、
母は父と同じくバイタル、CT、心電図、レントゲン、血液などの検査を、
ストレッチャーで運ばれて受けました。
ストレッチャーで運ばれて受けました。
その結果、誤嚥性肺炎を起こしていると医師に言われました。
誤嚥性肺炎!全く思ってもいなかったことに驚きました。
しかも父と同じ。
立ち上がれなくなったのは、
全身状態が肺炎のため悪くなり、
力も体力もなく立てなくなったことが原因の可能性があるが、
まだ確定はできないと言われました。
CRPの値も、白血球の値も父よりも悪い値でした。
血圧も低く、脱水にもなっていました。
父に続き、母も入院となりました。
肺炎とはとてもびっくりしました。
身体がだるいとも言わないし、熱があるようでもありませんでした。
ただ、咳がいつもよりひどいなとその日のお昼ごろから思っていました。
困ったことに、
母はぜんそくともうひとつ肺に難病を抱えています。
以前から風邪やインフル、もちろんコロナなどの感染症で、
肺の状態がかなりひどくなると予想されていました。
大変なことになりました。
母は日ごろから咳を慢性的にしていたので、
咳をしていても肺炎と結びつきませんでした。
もっと気にかけるべきでした。
母のことを思うと心が重く、心配と不安で悪いことばかり考えて、
そしてもちろん父のことも心配で、
あまりしっかりとは眠れなくなって、少しうつ状態が続いています。
母からは入院した次の日は電話が何度もかかってきましたが、
私がもしもしと返答しても、
全く何も話しません。
そして次の日からは一度も電話はかかってきません。
個室なので電話をかけてもいいと聞き
こちらから電話をしてみるのですが、
出ることは一度もありません。
母の着替えなどをナースステーションに持っていった時、
母の様子を看護師さんから少し聞くくらいで、
様子が全く分からず不安がつのります。
父も母もそれぞれ個室に入院しているのですが、
面会は予約制で、一回につき15分間と決められています。
母は一番早くても18日までは面会できません。
入院から4日目の母の状態を昨日看護師さんから聞きました。
入院当初は熱は37度台の後半だったのが、
今は37度台の前半まで下がってきました。
トイレは助けてもらってポータブルを使っているようです。
管を使っているのかと思っていましたが、
その点は少しだけほっとしました。
以前から耳が少し遠かったのですが、
急に耳の遠さに拍車がかかったようで、
電話の声が聞きとれないようです。
最初は寝たきりだったのですが、
食事の時は座れるようになったようです。
状態を聞く限りでは少しは良くなっているようですが、
自分で立ち上がることができるのか、
肺の状態はどうなのか、
咳は出ているのか、
・・・わかりません。
もし無事退院できたとしても、
立てなかったらどうなるのか。
長く入院したら認知症が重くなるのではないか。
体力も筋力もかなり落ちるだろう。
そんなことばかりグルグル頭の中で考えています。
でも、様子を教えてもらえて少しだけほっとしました。
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コメント
コメント一覧 (2)
心配になりコメントさせていただきますね
大丈夫ですか?
心配と不安で心がいっぱいだと思います
私も両親の病気がわかった時、入院した時や退院してからの家での過ごし方…考えたら不安だらけで夜眠れなくなりました
気持ちはとても良くわかります
同じ境遇でないとわかりあえないこともありますが、誰かに話しを聞いてもらうだけでも違うかもしれませんね…
深く考えずに、1つ1つその時に考えたり決断したりすれば大丈夫ですよ
今はご自分を大事にしてください
応援しています
ミント
がしました
はじめまして
コメントありがとうございます!
ゆずさんのやさしい言葉に思わず涙が出ました。
ゆずさんもご両親のことで大変なそしてつらい思いをされたのですね
おつらかったことと思います
両親の今とこれからのことを考ると、
考えすぎたり迷ったり、気持ちが暗くなるばかりでした
でも「深く考えずに、1つ1つその時に考えたり決断」というゆずさんの言葉に、
本当にそうだなと気持ちが軽くなりました
自分の今の気持ちを誰かに話していこうとも思いました
コメントいただいて嬉しかったです
ありがとうございました!
ミント
がしました